30代転職の書類選考に通らない人は必見!5分で理解できる合格への3Step

このような悩みを解決できる記事になっています!

記事の前半では「なぜ書類選考に通らないのか」を解説しつつ、後半では「合格するための3Step」を具体的に解説します。

 

本記事を読み終えると、書類選考に通らない理由を理解できるだけではなく合格するための方法が身につきます。

 

 

書類選考の合格率ってどれくらい?

 

そもそも、書類選考の合格率をご存知ですか?

だいたい10〜20%、つまり10名のうち1名か2名しか合格しません。

 

「いやいや、大手転職エージェントの数字は合格率30〜50%ともっと高いよ」と思われたあなた・・・これにはカラクリがあります。転職できた人だけを対象にしているからです。

 

例えば、マイナビ転職のサイトを見てみます。

 

出所:マイナビ転職

 

こちらをご覧いただければお分かりかと思います。黄色でハッチングした部分に「マイナビエージェント(人材紹介)で転職活動を行い、内定を得た人たちのデータによると」と書いてますよね。

 

でも、こちらのデータをご覧ください。

 

出所:リクルートワークス研究所

 

転職したいと希望する人(=889万人)と転職できた人(=290万人)を比較すると3名のうち1名しか転職できていないとわかります。

 

要するに、大手転職エージェントの合格率30〜50%は高すぎるということです。転職できた人だけの合格率は当然ながら高くなりますよね。転職できていない人も含めると確実に下がります。少なくとも3分の1に落ちるかと。つまり、転職市場全体の合格率は10〜20%

 

私はリクルートで300社以上の採用支援しました。

超大手企業は募集すると100名以上の応募はざらにあります。そこから私がマッチした人を10名程度に絞ります。でも、全員が合格することはほぼありません。企業が合格と判断する人はせいぜい3〜5名。つまり、合格率3〜5%・・・これが私の体感値です。

 

前提として、書類選考の合格率は10〜20%なので低いとご理解ください。

 

 

書類選考に通らない2つの理由

 

では、なぜ書類選考に通らないのでしょうか?

その理由は大きく2点あります。

 

書類選考に通らない理由2つ
  1. 書類の書き方が悪い
  2. 企業ニーズにマッチングしていない

 

ここから詳しく解説しますね!

 

 

書類の書き方が悪い

 

言うまでもないかもしれませんが、書類の書き方が悪いと不合格になります。

 

  • 誤字脱字が多い
  • 修正液を使って文字を修正している
  • 何がどこに書いてあるかわからない
  • 職務経歴書を5枚も6枚もある

 

というように、不備が多いと通りません。

応募書類、すなわち履歴書や職務経歴書は企業が選考するための大切な書類。あなたの他にもたくさん候補者がいる中、「わかる書類」と「わからない書類」があるとどうでしょうか?

「わかる書類」に注目しますよね。書類の書き方が悪いと通りません。

 

 

企業ニーズにマッチングしていない

 

企業の募集要項に合っていないと通りません。

 

募集要項とは「こんな経験がほしい」「こんなスキルを持った人を採用したい」という企業のニーズです。転職サイトや転職エージェントの求人票の「求める経験・スキル」「求める人物像」の欄へ記載されています。

 

募集要項に合っていないだけでは抽象的ですので、何が合っていないのか、もう少し具体的に見ていきましょう。下記8つがあります。

 

  1. 経験・スキルが合っていない
  2. 役職・ポジションが合っていない
  3. 転職回数が多い
  4. 離職期間が長い
  5. 社格のギャップがある
  6. 年齢の問題
  7. 学歴が影響している
  8. 他の候補者との比較

 

それぞれ説明しますね!

 

 

経験・スキルが合っていない

 

企業が募集する際、求人票に求める経験やスキルを記載しています。

 

例えば、

 

  • 営業経験5年
  • マーケティング経験3年
  • マネジメント経験
  • メーカーでの経験
  • 英語でのコミュニケーションスキル

 

と記載があるにも関わらず、

 

  • 営業経験が2年
  • マーケティング経験がない
  • マネジメント経験がない
  • メーカーでの経験がない
  • 英語を使えない

 

という場合、不合格になります。

 

企業は誰でも採用したいわけではなく、どんな人を採用したいのか明確にして募集しています。企業が求める経験・スキルを持っていないと合格は厳しいです。



役職・ポジションが合っていない

企業は募集する際、経験・スキルだけではなく、役職やポジションまで想定しています。

 

例えば、「営業マネージャー」の求人へ20代・30代の役職のない人が応募しても不合格になります。

逆に、課長よりも上の役職、部長だとしても合格しないことも……たとえ部長から課長になってもいいと覚悟した上で応募しても、企業はポジションがマッチしないとして不合格となることが多々あります。

 

経験・スキルだけではなく、役職・ポジションも企業は重視しています。

 

 

転職回数が多い

 

転職回数が多いと、企業に「すぐ辞めるんじゃないか」と思われます。

 

企業は1名採用するために多くのコストと時間を費やしています。求人広告や転職エージェントなど採用するためのコストはもちろん、入社後の給料や研修・教育費用も必要です。さらに、コストだけでなく、採用するための時間、戦力になるまでの時間も必要です。

いわば投資。採用する人に長く働いてほしいと考えるのが当然ですよね。

 

30代で4回以上の転職となると多いと感じられる企業は増えてきます。

 

 

離職期間が長い

 

離職期間が長いと、企業に「働く気がないのではないか」と思われます。

 

もちろん、病気や学習など明確な理由があればOKです。書類に理由を追記することで企業から理解を得れるかもしれません。

でも、特に理由もなく離職期間が半年、1年となっていると厳しい評価を下されます。

 

 

社格のギャップがある

 

社格とは会社の格付け、会社のランクを意味します。

つまり、超大手→大手→中小・ベンチャーというイメージ。この社格のギャップが大きいことを指します。

 

例えば、

 

  • A社(今の会社) 従業員:50人、売上:5億円、非上場
  • B社(志望企業) 従業員:5万人、売上:1兆円、上場

 

となる場合、B社からするとA社の社格が下。なので不合格にしています。

 

  • C社(今の会社) 従業員:4万人、売上:8千億円、上場
  • B社(志望企業) 従業員:5万人、売上:1兆円、上場

 

このような場合、B社から見てC社はほぼ同じ社格。なので、キャリアがマッチすれば合格の可能性が高くなります。

 

なぜこのように判断されるのか?

 

会社規模が異なると業務範囲や関係者との進め方などギャップが生じると考えているからです。

ギャップが大きいと求職者がいくら優秀でも力を発揮しづらくなり、

 

  • 企業:貢献してもらえない人を採用してしまった
  • 求職者:仕事しづらい企業に入社してしまった

 

というように、お互いにとって不幸な状況を防ぐことを目的に社格で判断されています。

 

また、大手の社員が優秀、ポテンシャルが高いと見なす企業も存在しますので補足しておきます。

 

 

年齢の問題

 

年齢が関係している可能性があります。

部署の年齢構成を踏まえて採用するからです。

そもそも、企業は採用条件を年齢にしてはいけません。明確に厚労省は禁止しています。

 

でも、現実は異なります。

実際に私がリクルートで働いていたとき、年齢が裏の条件として設定されている企業がありました。候補者の年齢が対象外というだけで書類選考不合格に……もちろん、年齢が理由とは言いません。「年齢を考えると経験が不足する」というような言い方をされます。

 

このように表向きは禁止されているとはいえ、年齢が理由になっていることも十分あります。

 

 

学歴が影響している

 

学歴が理由になることがあります。

「30代の転職で関係あるの?」と言われそうですが、学歴で採用の合否を決めています。求人票に「大学卒以上」「短大卒以上」「専門卒以上」と書かれているのを見たことはありませんか?このように明確に募集要項で定めています。

 

大手企業の中には「大学卒以上」はもちろん、「MARCH以上」「関関同立以上」というように裏でスペックを設定しているケースも……私がリクルートで働いていたとき、このような求人をたくさん見てきました。

 

営業やエンジニアのスペシャリストを求める求人は学歴の要素は薄いですが、20代〜30代前半の層を求める求人の場合は学歴は評価されることが多々あります。

 

 

他の候補者との比較

 

他の候補者が優先されて不合格になる可能性があります。

これは大手や人気企業の求人によくあります。応募が殺到するので企業は候補者の中から一番ピッタリの人を選びます。

実際、リクルートで大手の営業求人を何度も担当しましたが、1名枠にも関わらず1日100名以上の募集が……これって倍率1%。かなりハードル高いですよね。

いくら募集要項にマッチしていても他の候補者を合格にした結果、通らないこともあります。

 

 

とはいえ、不合格の理由は正確にはわからない

 

書類選考に通らない理由をたくさんお伝えしました。あなたが今、書類選考に合格しないならいずれかの理由が該当するでしょう。

 

とはいえ、求職者からすると正確な理由がわかりません。

 

理由を特定するための手段がないからです。企業に聞いても教えてもらえません。転職エージェントに聞いても当たり障りのない理由を伝えられます。

 

企業は求職者の経歴・スキルだけでなく、役職、転職回数、社格、年齢、学歴など総合的に判断しています。

ある部分だけでサッと見送りになるのは、営業やマーケティングの経験者を求めているのに未経験で応募したり、30代で7回も転職しているなど、よほどのNG理由がない限りありません。そもそも年齢が理由なら本音で伝えれないですよね。

 

私個人の考えですが、正確な理由がわからないので不合格で悩み続けても仕方ないかと思います。

なので、これまでたくさんお伝えしましたが「こんな理由があるんだな」くらいで捉えていただいて、これから応募する会社に合格するために時間を費やしてください。

 

ではここから書類選考に合格するための手順をお伝えします!

 

 

書類選考に合格するための3Step

 

たいていの人は、書類選考に合格するためにどうすればいいのかを考えた際、書類の作成方法へどうしても意識が向きます。

 

どういうことか?

  • どんなフォーマットがいいのか?
  • 何をどのように書けばいいのか?
  • 良い例文がどこかにないのか?

というように、良いテクニックやコツばかり探そうとします。

 

あなたはどうでしょうか?

もし同じようにお考えならこの考え方を変えるだけで合格します。

 

そもそも、考えた結果を書き出したものが書類です。つまり、考え方が間違っていてはどれだけうまく書類を書いたとしてもいつまでも不合格のまま。

 

なので、書類選考に合格するための3Stepに従って進めてください。

 

  1. キャリアの棚卸しで自分の武器を把握する
  2. 企業分析でニーズを把握する
  3. 自分のキャリアと企業ニーズをマッチングする

 

合格には企業の求める人材が自分ということをお伝えする必要があります。「自分のキャリア=企業ニーズ」というイメージです。

なので、まず自分のキャリアを理解し、次に企業のニーズを理解し、最後にそれら2つを合わせるという手順で進めます。

 

 

Step1 キャリアの棚卸しで自分の武器を把握する

 

まず、自分の武器を正確に把握するためにキャリアの棚卸しを行います。

 

求職者1名1名のキャリアが異なるように、企業も1社1社求めるキャリアは異なるからです。

応募企業へ自分のどの経験・スキルを提案すれば評価が高まるか、つまり、自分のキャリアから最適な武器の選択が必要です。

 

たいていの人は転職活動で大切なのは「華々しい実績」と思っています。

でも、重要なのは実績・結果に至ったプロセス。実績だけ聞いても違う業界、別の会社の人からすると、それが一体どれくらいスゴいのか全くわからないからです。なので、企業は「これまでの実績をうちの会社でも実現できるか」、再現性を重視します。

 

そのために、あなたが所属した企業や部署ごとに具体的な仕事内容や成果を整理していきます。案件・プロジェクト単位で洗い出すのがポイントです。案件に応じて具体的な経験・スキル、学びは異なるからです。

 

なるべく細かくキャリアを棚卸ししましょう!

 

 

Step2 企業分析でニーズを把握する

 

次に、企業ニーズを把握するために企業分析を実施します。

 

先ほどお伝えした通り、企業ごとに求める人材が異なります。そのニーズを理解できていないと最適なアピールができませんよね。すると、どうなるのか。不合格になります。

なので、企業ニーズを必ず把握するようにしましょう!

 

では、ニーズをどうすれば把握できるのか?

転職サイトや転職エージェント、企業Webサイトを活用し求人要項を確認します。すると、「求める経験・スキル、人物像」の欄へ明確に書かれています。

 

  • 法人営業経験3年
  • 機械設計経験5年
  • チームマネジメント経験

 

というように記載されています。

 

サラッと流し見するのではなく確実に把握するようにしてください。

 

 

Step3 自分のキャリアと企業ニーズをマッチングする

最後に、書類に書く具体的なアピール内容を決めるためにあなたのキャリアと企業ニーズをマッチングします。

 

どのようにマッチングするのか?

募集要項に記載されている企業ニーズと共通する経験を見つけます。もちろん完全に一致していなくてもOK。少し離れた業務でも志望企業の仕事内容とあなたがこれまで経験した仕事で似たような経験があるなら大丈夫です。

これら共通、あるいは類似した経験こそ書類へ書く内容となります。

 

 

私は初めての転職でリクルートから機械装置メーカーへ転職。

求人票に「メーカー営業経験必須」と記載。もちろんメーカー経験はないので、自分なりに企業を分析。

 

  • 自動化機械をBtoB向けに販売
  • 顧客ニーズに合わせて製品を一品一様で提案
  • 機械・制御・情報と異なる部門を調整する必要あり

 

これらより下記経験・スキルが必要と想定。

 

  • BtoB向け課題解決型の営業経験
  • 役割・立場が異なる部門の調整力

 

私はリクルートで人材紹介の法人営業、企画でリクルートグループ内の異なる部署をまとめたプロジェクト管理の経験があります。

 

  • 共通:人材紹介と自動化機械の営業スタイル
  • 類似:企画のプロジェクト管理スキルとエンジニアの調整力

 

と自分の経験を活かせる点を見出し書類へ

 

  • 課題解決型の提案を行う時に苦労した営業経験・実績
  • 異なる部署のメンバーとコミュニケーションで意識した点・結果

 

を中心に記載。その結果、書類選考に合格し面接も合格、内定に至りました。

 

 

あなたのキャリアと企業ニーズの共通点or類似点を見出しアピールすれば、企業から「うちの会社でも活躍できそう」という評価につながり、書類選考に合格できるようになります。

 

 

書類選考に合格するための方法

書類選考に合格するための方法をお伝えします。

3Stepで書類を作成すれば合格しますが、主観的にならざるを得ないかと思います。なので、客観的に見てもらうのがオススメです。

 

 

 

それぞれ見ていきましょう!

 

 

転職エージェントに確認してもらう

 

転職エージェントに確認してもらいます。

無料なので気軽に使えるのが一番のメリット。

書類の確認はもちろん添削まで対応してもらえます。キャリアアドバイザーは毎日たくさんの書類を確認してますので、あなたが作成した書類の質が高まります。

 

オススメ転職エージェント

 

しかし、キャリアアドバイザーの質に左右されるのがデメリットです。

すべてのアドバイザーが書類を確認できるスキルを持っているわけではありません。当然ながら、できる人もいればできない人もいます。

なので、書類の確認をお願いしても「よく書けてますね!」と言われ、10社、20社と不合格になることも……

 

そのような時は担当アドバイザーの変更、あるいは2つ目以降のサービスを活用すればOKです。

 

 

ココナラで書類添削サービスを活用する

 

転職エージェントに確認してもらうためには、その転職エージェント経由で求人応募しないと書類確認してもらえません。でも、すべて転職エージェントから応募するわけではないかと。転職サイトからも応募しますよね。

 

そのような場合、ココナラで書類添削サービスを活用します。

有料ですが、現役の人事や転職エージェントなど転職業界の専門家に添削してもらえるので安心感がありますよね。

 

このように「転職 書類添削」で検索すると600件以上もヒット。(23年8月時点)

 

 

 

 

価格帯は2,000円〜10,000円と幅広くありますので口コミや実績数を見ながら選択しましょう!実際にこちらから確認してみてください。

 

 

 

 

私の書類添削サービスを活用する

 

最後に、私の書類添削サービスをご紹介します。

 

これまで5万人以上の職務経歴書を確認し企業300社以上の経営者や人事担当者との選考結果を踏まえ、求職者の書類を添削してきました。3,500名以上もの添削実績があります。

私が添削するとおそらく赤ペン先生並みに真っ赤っかになるかもしれません笑が、あなたの書類選考合格へお役に立てるでしょう。

明日までに書類提出しないといけないといったお急ぎの場合、最短2時間で添削しますのでスピーディーな対応も可能です。

 

興味があればこちらからお問い合わせください。

 

 

メールアドレスはgmailがオススメです。キャリアメールは私のメールが届かない可能性があるからです。

また、お問い合わせ後すぐメールをお送りします。迷惑メールフォルダにも受信していない場合、再度ご対応頂ければ幸いです。

 

 

まとめ

 

本記事では「なぜ書類選考に通らないのか」を解説し「合格するための3Step」を具体的に解説しましたので、書類選考に通らない理由を理解し合格するための方法が身についたかと思います。

さらに、自分で対応しても主観的になってしまうので客観的に確認してもらうための方法もご紹介しました。

 

とはいえ、もっと具体的に転職活動について知りたいと思われる人も多いかと思います。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!