【重要】転職活動前に「転職軸」を決める重要性!12例を一覧で紹介

「そもそも転職の軸って何?」
「なぜ転職の軸を決めないといけないの?」

本記事ではこのような悩みや疑問に全てお答えします!

  1. そもそも転職軸とは何か?
  2. 転職軸を決める重要性3点
  3. 7つのNGな転職軸
  4. よくある転職軸 12例

▼本記事の執筆者

「転職軸」
転職活動の最初に考えるべき内容です。

転職軸とは、
「転職で何を実現したいのか」という

企業・仕事を選ぶ際の明確な基準
つまり、転職における最優先事項です。

例えば、

  • 年収を上げたい
  • 育児・介護休暇が取りやすい
  • 裁量が大きい仕事をしたい

など、待遇や仕事に関する条件があります。

条件を単に有る、無しに留めるのではなく、

  • なぜ自分がその軸を求めるのか
  • その軸によって自分の人生がどう良くなるのか

と、より深くまで考え、
あなたの人生と結びつけたものが転職軸です。

その転職軸に基づいて企業を見極めることで
転職先とのミスマッチのリスクを減らせます。

本記事では、転職軸とは何か、
12点の事例を交えてお伝えします。

  • 転職活動を始めようと思っている方
  • 始めたばかりの方

本記事をお読みいただければ、
転職軸の重要性についてご理解いただけます。

ながら読みでサクッと転職活動!

7つのNGな転職軸

7つのNGな転職軸

まずは多くの人が転職軸として
設定しがちなNGなものから見ていきましょう!

  1. 好きを仕事にする
  2. 給料の多さで選ぶ
  3. 業界や職種で選ぶ
  4. 仕事の楽さで選ぶ
  5. 性格テストで選ぶ
  6. 直感で選ぶ
  7. 適性に合った仕事を求める

上記7項目は「科学的な適職」という本の中で、
仕事選びで多くの人が陥りがちな

「人間の幸福とは関係無い仕事の要素」
「仕事選びにおける7つの大罪」として紹介されています。

たとえ短期的な喜びをもたらすとしても、
長い目で見ると人生の満足度に何の貢献もせず

不幸の原因にすらなり得ると解説されています。

これを見てどう感じますか?

驚きの内容が多いですよね。

特に①の「好きを仕事にする」。

有名人はよくこの言葉を言ってますよね。

本書はスティーブ・ジョブズを例に出しています。

好きだから情熱があるというわけではなく、
何となくやっていたら楽しくなり、

学んでいくと知識が増え、
新しい分野への興味が湧いてくる、

何かを真剣に取り組んでいくうちに、
情熱が生まれると書かれています。

また②、年収を上げるために転職活動を始め、
給料が高い求人を優先的に探す人って多いですよね。

私も実際に年収目的で転職活動をしていました。

しかし、あなたが何を最優先とするのか、
明確にしないまま年収だけで企業を選ぶと

短期的には収入が上がり暮らしの質が高くなり
幸せを感じるかもしれませんが、

長期的には必ずしも
幸福感につながるとは限りません。

お金が無いと幸せになれない
事実がある一方で、

お金そのものが人を幸せにするわけではない
という事です。

重要なのは「なぜ年収を上げたいのか」

その目的です。

  • 豊かな収入によって実現することが何か
  • それが自分の人生にどれだけ大事なのか
  • 具体的にどれくらいの年収が必要なのか

ここまで深く考えることで、
「年収」があなたにとって転職軸となり得ます。

そもそも転職軸とは?

そもそも転職軸とは?

では転職軸とは何か?

「転職で何を実現したいのか」

という企業・仕事を選ぶ際の明確な基準
つまり、転職における最優先事項です。

新卒の就活でも「就活軸」という言葉があり、
仕事や会社選びの基準を指しますよね。

この点は転職軸でも同じですが、
転職においては、就活と異なり、

実務経験を踏まえた明確な軸が求められます。

転職軸を決める重要性3点

転職軸を決める重要性3点

なぜ転職軸を持つことが重要なのか、
転職軸を決める重要性をご説明しますね!

転職軸を持つのと持たないのとでは
転職の結果、満足度に大きな差が出ます。

転職活動中だけではなく、
入社後も大いにその考え方は役立ちます。

  • スムーズに求人選択できる
  • 志望動機が明確になる
  • 理想的な転職活動になる

スムーズに求人選択できる

転職軸が分かれば、

  • その姿を実現することが困難な企業
  • 目指すものが明らかに異なる企業

は転職先の候補から除外されます。

求人を探す際の基準がはっきりし、
応募する企業をスムーズに探せるようになります。

逆に、転職の軸が曖昧なまま求人を探し始めると、

「この企業は良さそう」
「あの企業も待遇が良さそう」
「ここにも働きがいのありそうな仕事がある」

と優柔不断な状態に陥りやすく、
何を実現するための転職なのか、
見えない中での活動になってしまいます。

仮に応募しても、

「求人を見てぜひ入社したいと思った」

と曖昧な動機になる可能性が高く、
選考が通過しづらくなります。

志望動機が明確になる

転職軸を決めておくと志望動機が明確になります。

応募後に採用選考がスタートしてからも、
どのような目的で転職したいのか明確になっており、

志望動機や転職後に実現したいことを伝えやすく、
書類選考や面接を通過する確率が高まります。

理想的な転職活動になる

転職軸をあらかじめ決めておくと、
あなたが転職を通じて何を実現したいのか明確になり
転職活動そのものがスムーズに進みます。

どのような職種で
どんな環境か
何を自分は優先し
新しい職場を決めたいか

を把握しておくと、

その軸を基準に判断がブレなくなりますし、
逆に譲れない部分もはっきりしますので、
理想的な、納得感のある転職が可能になります。

よくある転職軸 12例

よくある転職軸 12例

最後に、転職軸を12例ご紹介しますね。

  • 働き方
  • 待遇
  • 環境

という3つの側面を細分化して見ていきます。

働き方の転職軸

  • 今の技術が活かせるか
  • 未経験分野への挑戦
  • 手掛ける仕事の範囲
  • 海外進出できるか

今の技術が活かせるか

志望企業での働き方に左右するのが、
自分の経験・スキルがどのように活かせるかです。

今の仕事の経験を転職先でも活かすことができ、
更にキャリアアップしたい人ですね。

未経験分野への挑戦

先ほどとは逆に、今までのキャリアを活かさず
新しい業界・職種へチャレンジしたいという志向です。

未経験な分野に挑戦することへあなたの拘りたいなら
そこに転職軸を立てるのが良いですね。

手掛ける仕事の範囲

  • マルチに活躍したいのか
  • 1つの分野に特化したいのか

人に応じて考え方が異なりますので、
あなたの考えにマッチした企業を選びます。

海外進出ができるか

急速にグローバル化が進む時代。

日本だけでは無く、広く海外で働ける仕事に
就きたいという人もいます。

海外赴任や海外進出が可能な企業なのか、
確認した上で選ぶと良いですね。

待遇の転職軸

  • 給料
  • 福利厚生
  • 勤務形態
  • 労働時間

給料

多くの転職希望者が気にする項目です。

現状次第ですが、最優先事項でない限り、
まずは今よりもアップさせること
転職軸として添えると良いでしょう。

福利厚生

福利厚生が完備されているか、
気になりますよね。

よほど現職の待遇が悪化していない限り、
福利厚生はたいていの企業では当然な事ですので、
最優先にするケースは少ないです。

勤務形態

ご家庭の事情で、
シフト制度やフレックス制度、
時短勤務を軸にする人もいます。

最近ではリモートワークが必須と言われる人も
増えていますね。

労働時間

職種によりますが、あまりにも残業時間が長いと
心身共に擦り減らしてしまいますよね。

労働時間が過剰に多いかどうかは、
業界全体を見渡すとある程度傾向が見えてきます。

環境の転職軸

  • 教育環境
  • 風通しの良さ
  • チャレンジできる場
  • 職場の雰囲気

教育環境

入社直後は中途であっても、
新しい仕事に慣れるまでそれなりに時間を要します。

新卒への対応はもちろんですが、
中途でもある程度サポート体制はあった方がいいです。

新入社員を放置する会社は厳しいですよね。

風通しの良さ

どのくらい風通しが良いのか判断基準となります。

風通しの良いは上下関係を保ちつつも、
双方の考え方や意見を全員が聞き入れ、
その善し悪しを本音で言い合える関係性
です。

例えば、ミーティングで上司が一方的にしか
話さない会社は全く風通しが良くないですね。

チャレンジできる場

企業は社員へチャレンジする経験を提供
成長させるものです。

経験こそが人材育成の肝ですよね。

様々な仕事を社員に経験させ、
将来を見据え育成する体制になっているか、
大切な軸ですよね。

職場の雰囲気

職場の雰囲気を転職軸にするのは難しいです。

なぜなら、実際に入社しないと分からないからです。

あくまでも、面接や社員の風景など、
実際に目にした内容を元に見定めるしかありません。

まとめ

本記事では、
そもそも転職軸とは何かをお伝えし、
転職軸を決める重要性についてお伝えしました。

転職軸に基づいて企業を見極めることで
転職先とのミスマッチのリスクを
減らすことができます。

必ず転職軸を決めてから
転職活動するようにしましょうね!

お読みいただきありがとうございました。

ご質問やわかりづらい点などがあれば
遠慮なくお気軽にご連絡くださいね!