面接は「緊張した者同士」が話す場

こんにちは、まつひろです。


先日、こんな質問をいただきました。


「毎回面接になると緊張で頭が真っ白になります。伝えたいことが飛んでしまうことがよくあり、言葉に詰まってしまいます。それで焦ってしまい、ますます緊張し手応えがないまま面接が終わり合格できません。どうすれば緊張しなくなりますか?」


これはよくいただく質問ですね。あなたも同じような経験ないですかね?


私も面接で緊張していましたが、緊張に対する考え方を変え、面接で堂々と話せるようになりました。

本記事でお伝えする内容は、転職サポートしている方へ必ずお伝えする内容。「有益なアドバイスだった」とよく言ってもらいます。なので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ながら読みでサクッと転職活動!

緊張しないのは難しい

まず、面接で緊張しないって難しいです。


「えっ、なにそれ」と思わず、最後までお付き合いくださいね笑。

なぜなら、あなたは合格したいと思っているからです。


「内定を獲得して今の不満を解消し、理想のキャリアを実現したい!面接官にしっかりアピールしないと不合格になるので面接でうまく話そう」


こう思いませんかね?だからこそ、緊張します。

合格しなくても良い企業の面接なら、おそらくあなたは緊張しないと思います。

緊張は「あなたが合格したいという強い気持ちの表れ」と捉えていただければ良いかと。なので、緊張したら「あ、私はこんなにこの企業に受かりたいんだな」と、まず緊張するのは仕方ないものとして受け入れると良いです。

笑顔で緊張をほぐす

で、緊張しない方法というのは難しいのですが、緊張が「ほぐれやすい」方法ならあります。


それは「笑顔」です。


そもそも、あなたは面接で緊張するのと同じように、実は面接官も緊張しています。


「えっ?本当に?」って思いますか?

私はこれまで数百社の企業で面接同席の経験がありますが、ほぼみなさん緊張しています。


「Aさん(面接官)、今日めっちゃ硬かったですね」とほぼ毎回のように言っていました笑。それほど緊張する人が多いということです。


なぜなら、たった1時間で候補者のことを理解し、合否を判断しないといけないからです。

これってとても難しいと思いませんか?


どんな場面でもいいです。合コンを例にしてもいいかもしれませんが笑、仕事を例にお伝えしますね。

あなたの会社へある人が転職してきました。入社日にその人の歓迎会を実施し、お酒を飲みながらいくつか言葉を交わしました。

・・・で、相手の性格や価値観なんて分かりますかね?


お酒が入っているとはいえ初対面なので、たいてい当たり障りない、感じが良い会話に終始し、相手の本心なんて分からないのが当たり前かと。それから何日も、何ヶ月もかけて、ようやく朧げながらも理解できるようになります。

面接官は1時間で合否を判断しないといけない

にも関わらず、面接官は初対面の人をたった1時間の面接で採用するかどうか判断しないといけません。しかもシラフで笑


これって相当なプレッシャーですよね?


「うまく質問できるかな」
「変な空気になったらどうしよう」
「悪い印象を与えないに注意しないな」


というように、色々な不安を抱えながら、面接官は面接当日を迎えています。


すると、どうなるか?

緊張するんですよね。


あなたが合格したいから上手く話そうと思う気持ちと同じく、面接官はあなたのことを理解するためにと上手く質問しよう、話そうと思っています。

面接は「緊張した者同士」が話す場

要するに、面接は「緊張した者同士」が話す場ということです。


ここであなたも面接官もうまく面接を進めようとするとどうなるか?

益々硬くなってしまうんですよね。


すると、あなたはうまくアピールできないですし、面接官はうまく質問できなくなります。


もしあなたが企業の求めている人材にも関わらず、このように面接が進んでしまうとどうなるか?

・・・おそらくお見送りになるかと。

お互いにとってとても不幸ですよね。


なので、あなたには面接開始直後、面接官を見ながら、

「本日はよろしくお願いいたします!」

笑顔でハキハキとお伝えしてほしいです。


笑顔で接する相手に対して嫌悪感を感じる人はいないですし、この挨拶があなたの緊張をほぐしてくれ、吹っ飛ばしてくれることすらあります。


そして、面接官の質問に対して、5分も10分も話すのではなく、会社の上司や同僚、友達と接するようにテンポよく「会話」すれば、徐々に緊張がほぐれ話しやすくなります。




・・・どうでしたか?参考になりましたかね?



ぜひ考え方を変え、一度試していただければ幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました!